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2003年8月14日、最初の回答が(株)ファーストスマイル・エンタテインメントから届きましたが、 ・CDの制作はスタジオパームが行っている ・スタジオパームから説明の連絡が行く というものでした。“社内の音楽制作部署から返答させます”という回答ではなかったため、外部の音楽制作会社にすべてを押しつけているようにも読め、不信に感じました。特に、こちらからの要求である“販売の停止”に関しては、レコード会社側が対応すべき問題だと思いますし。 続いて2003年8月15日、スタジオパームからの回答が届きました。大まかな内容は、 ・原因は、作曲家への発注時に渡した参考曲と、作曲家からの納品曲が入れ違ったために起きた事務的ミス ・今年の1月に、同様のミスが発覚(「マージ」のことと思われる) ・可能なら直接詫びたい ・CDの販売枚数の報告 ・販売されたCD分の使用料と慰謝料をスタジオパームが支払う ・できればCDの販売を継続させてほしい というものでした。 スタジオパーム側の説明は、「マージ」の時と同じようでした。ただ、たとえば自分が作曲家としてこういう仕事を請け負った場合、納品した後いっさいその製品を聞かない(チェックしない)というのはまず考えられないことですし、もし聞けばその時点で“自分の曲では無い”と気付くはずですので、そういう意味でこの説明は、個人的に納得できるものではありませんでした。 |
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