==== Text encoding : UTF-8 ==== バトル1 [ファイナルファンタジー III] Battle 1 [Final Fantasy III]  ゲーム『ファイナルファンタジーIII』の、通常戦闘時の曲です。  曲のほとんどを、ストロークで演奏します(TAB譜の下側に冂とVを付記。冂はダウン・ストローク:高音弦方向に弾き下ろします。Vはアップ・ストローク:低音弦方向に弾き上げます)。ストロークは基本的に右手人差指や中指で行い、TAB譜に記されていない弦は、音が出ないように消音します。  メロディより高音側の弦は、右手のコントロールだけで音を出さないようにするのは難しいので、ある程度弾かないようにしつつ、左手や、右手の空いた指で触れて止めておきます。例えば[A]1小節目の冒頭は、右手で3弦より低い弦を狙ってストロークしつつ、左手でも1〜2弦…特に2弦に触れて止めます(1弦は指の付け根、2弦は3弦を押さえた左手薬指の指頭の腹などを使います)。[A]3小節目では、ダウン・ストロークは右手人差指で行い、1弦を弾かない箇所では右手薬指を1弦に乗せて止めます。  また、上下の弦は鳴らすけれどその間の弦を鳴らさない場合は、ひとつ低い弦を押さえた指で触れて止めます。例えば[A]5小節目・Fの5弦は、6弦を押さえた左手薬指の、指頭の腹で触れて止めます。 [A] [1] [A]1小節目:メロディを伸ばす箇所では、ストロークがメロディの弦に当たってしまわないように注意しましょう。ここの場合はストロークで4、5弦を弾くように記譜してありますが、4弦まで弾くことで3弦に当たるようでしたら、無理せず5弦だけをストロークしてもよいでしょう。 [2] [A]4小節目:指頭が×の音符はストリング・ヒットを表しています。ストリング・ヒットは弦を叩く奏法で、直前でストロークした右手指を、叩くようにして弦に乗せます(4弦:親指、3弦:人差指、2弦:中指)。続くハーモニクスは、左手で7フレットのハーモニクス・ポイントに触れ、さきほど弦に乗せた右手指でピッキングします。左手はピッキングごとに離すのではなく触れたままにしておき、最後の音で離します。 [3] [A]8小節目:次の3弦1フレット・G#音を押さえることを考えて、このハンマリング・オンは指頭ではなく、部分セーハで行います。イメージとしては、3弦1フレットに指頭が来るような形で、まずは2弦に当たる部分(指頭ではなく指の途中)に力をいれてハンマリング・オンし、次に3弦1フレットを弾く時点で指頭に力を移動するような感じです。難しい場合は、人差指の指頭でハンマリング・オンを行い、次の3弦1フレット・G#音は中指で押さえるとよいでしょう。 [B] [4] [B]3小節目:4弦2フレット・E音を押さえた左手中指を離さずにおき、それを軸にしてAmからAmmaj7へ移行します。 [5] [B]4小節目:ここで一旦すべての左手指を離し、次で改めてAm6のフォームを押さえます。 【音源】BSVD6039a 【録音日】2010年01月20日 【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】Wyres CP1456M