==== Text encoding : UTF-8 ==== 星降る峡谷 [ファイナルファンタジー VII] Cosmo Canyon [Final Fantasy VII]  ゲーム『ファイナルファンタジーVII』の主人公の一人、レッドXIIIの故郷であるコスモキャニオンで流れる曲です。  [Intro]3〜7小節目や[Inter]のメロディ(音符の帽や旗が上向きのパート)と、[A]の伴奏(音符の帽や旗が下向きのパート)は、右手首を使ってギターのブリッジあたりで弦に触れて、音を詰まらせる“ミュート奏法”で弾きます。 [Intro]  縦長のXで記された音は、左手で4~6弦6フレットあたりに触れつつ、右手親指でダウン・ストロークします。ストロークで狙う弦は、TAB譜を参考にして下さい(6弦だけを弾く場合、動作そのものはピッキングと同じになりますが、前後の右手の動きからストロークとして記譜してあります)。左手で弦に触れることで、完全なミュートでは無い、あいまいな響きを作り出しています。[Inter]も同様です。 [A] [1] [A]2小節目・冒頭:3弦3フレット・A#音と6弦4フレット・F#音を押さえ、その形のまま1フレットぶんだけ上方にスライドします(ダイアグラム譜を参照してください)。 [2] [A]<カッコ1.3.>1拍目~2拍目オモテ:最初の5音はメロディなので、少し強調して弾くとよいでしょう(ここと[Intro]7小節目とは、オクターブ違うだけで同じメロディです)。 [B] [3] [B]2小節目:3~4拍目は、この小節を3、4回目に弾く時(ダル・セーニョ時)のみ、カッコで括られた部分を弾きます。 [4] [B]2小節目・3,4x:ネック・ベンド(neck bend)は、ギターのネックをほんの少し曲げることで、音の高低を変化させる奏法です。音を伸ばしたまま右手でギターの肩部分を押さえ、押弦した左手でネックを指板側(ギターを構えた状態で正面方向)に押すことで、響いている音を少しだけ下げます(写真)。 <写真> [5] [B]<カッコ2.4.>2小節目~3小節目・3拍目:最初のコードはやや強く弾き、次(1拍目ウラ)以降は弱いストロークから始めて、だんだん強くしていきます。 [Inter] [6] [Inter]1小節目・冒頭:記譜の都合から16分音符で書かれていますが、1~3弦開放はそのまま伴奏として伸ばし、響かせたままにしておきます。 [7] D.S.:ここまで演奏したら、[A]に戻ります(ダル・セーニョ)。再び最後まで来たら、曲を終わります(Fine)。最後は、少しだけテンポを落とすとよいでしょう。 【音源】BSVD6016a 【録音日】2010年9月11日 【使用ギター】モーリスS-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】Wyres CP1456M