==== Text encoding : UTF-8 ==== ビッグブリッヂの死闘 [ファイナルファンタジー V] Clash on the Big Bridge [FinalFantasy V]  ファイナルファンタジーVの、ビッグブリッヂでの戦闘時に流れます。その途中にギルガメッシュ戦もあることから、ギルガメッシュのテーマとしての側面もあり、ファイナルファンタジーVのギルガメッシュ戦以外でもPSP版I(ソウル・オブ・カオス)、XII、XIII-2(DLC)などのギルガメッシュ戦で、さまざまなアレンジ・ヴァージョンを聞くことができます。  オリジナルのキーはFm〜Cm(ヘ短調〜ハ短調)ですが、ここではAm〜Em(イ短調〜ホ短調)でアレンジしてあります。  楽譜下側の+はパームを表し、右手の手首でギターのボディ(構えた状態で、サウンドホールの上あたり)を叩いて、打音を出します。明記してある部分以外でも、ダウン・ストロークと同時に行っている場合もあります(それらは、特に意識して叩かなくても構いません)。  [B]の、TAB譜下に(V)(カッコ付きのアップ・ストローク記号)が付記されている箇所は、メロディをトップとするアップ・ストロークと考えてもいいですし、メロディだけをピッキングすると考えてもOKです。メロディより低い音域のコード・トーンであれば、記譜された以外の音が鳴っても構いません。 [A] [1] [A]9〜12小節目:最初は5弦、以降は4〜5弦だけをストロークします。右手は弾く弦をおおまかに狙い、音を出したくない3弦や6弦は左手で触れて消音します。 [2] [A]10小節目・1拍目:縦長のXはブラッシング(ミュート・カッティング)です。押弦した左手を緩めるなどしてストロークすることで、ノイズのような詰まった音を出します(左手を離すと実音が鳴ってしまうので、注意しましょう)。11〜12小節目や16小節目も同様です。 [3] [A]13〜15小節目:弦1本だけをストロークで弾きます。[1]と同様に、右手はおおまかに弾く弦を狙い、左手で両脇の弦に触れて消音しておきます。難しい場合は、普通にピッキングしてもよいでしょう。 [4] [A]14小節目・3拍目ウラ:左手人差指によるレフト・ハンドで弾いています(動作はハンマリング・オンと同じですが、右手のピッキングを伴いません)。前後と同様にストロークで弾いても構いません。 [B] [5] [B]2小節目:最初は2弦1フレット・C音を左手人差指の指頭で押弦し、1弦1フレット・F音を弾く時点で人差指を倒して1〜2弦を部分セーハします。続いて1弦開放・E音を弾く際には、指頭を2弦に残して部分セーハを起こします。 [6] [B]<カッコ2.4.>2拍目:最初は2弦1フレット・C音を左手人差指の指頭で押弦し、1弦1フレット・F音を弾く時点で人差指を倒して1〜2弦を部分セーハします。 [C] [7] [C]2小節目・3拍目〜3小節目・冒頭:1弦を押さえた小指を軸にして、グリッサンドしながら移行していきます。 [D] [8] [D]8小節目冒頭:右手親指の側面で、4〜6弦を叩きます。親指の指頭は4弦に来るようにし、直後のピッキング(4弦9フレット・B音)の準備を兼ねるとよいでしょう。 [F] [9] [F]1〜2小節目:[3]と同様に、弦1本だけをストロークで弾きます。こちらも難しい場合は[3]と同様、普通にピッキングしてもよいでしょう。 [10] D.S.:ここまで演奏したら、[B]に戻ります(ダル・セーニョ)。その後、[F]4小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 Coda [11] Coda 11小節目:四角い枠で囲われた縦長のXは、スラムです。右手の指先を使って指板のサウンドホール端あたりで4〜6弦を叩いて、音を止めると同時に打音を出します。そして叩いた右手はすぐに離さずそのまま押さえておき、直後の4〜6弦13フレットは押さえた右手をはじくようにしてアップ・ストロークします。以降に続くコードは、今のスラムからの動作と同様に指先ではじくようにして、右手中指と人差指で交互にアップ・ストロークしていきます(難しい場合は、普通にダウンとアップ交互のストロークで弾いても構いません)。 【音源】BSVD6009a 【録音日】2012年5月10日 【使用ギター】ヨコヤマ AR-WH 【使用弦】Wyres CP1456M