==== Text encoding : UTF-8 ==== 素敵だね [ファイナルファンタジー X] Isn’t It Wonderful? [Final Fantasy X]  『ファイナルファンタジーX』の主題歌で、奄美大島出身のヴォーカリスト RIKKIが歌っています。マカラーニャの森の聖なる泉での、主人公ティーダと召還士ユウナのキス・シーンで流れるほか、オーケストラ・ヴァージョンがエンド・テロップでも使われています。  [B]は右手人差指などを使って、軽めのストロークで弾いていきます。メロディは、ストロークと別にピッキングするのではなく、ストロークしたコードの一番高い音がメロディになるような形です。またストロークは、メロディがしっかり鳴っていればOKですので、それ以外は、楽譜に書かれた音の全てを正確に出す必要はありません(楽譜に記された弦をおおよそ狙うようなイメージです)。 [Intro] [1] [Intro]1小節目〜2小節目・3拍目:オリジナルの左チャンネルから聞こえるアコースティック・ギターを再現しています。フレーズは単音ですが、楽譜には筆者の意図として便宜的にコード・ネームを記してありますので、参考にして下さい。 [2] [Intro]11〜12小節目:押弦が難しい場合は、左手人差指による1〜3弦5フレット部分セーハ+左手薬指で4弦7フレット・A音を押弦、というフォーム(図版)で代用してもよいでしょう(この場合、コードはAmになります)。また、弦を弾く順番はTAB譜と同じでOKです。 <図版> [A] [3] [A]2小節目・前半:最初は左手人差指で2弦1フレット・C音を押さえますが、次のハンマリング・オンも同じ人差指で行うため、2拍目の時点で2弦1フレットを離します。離す時に2弦開放・B音が鳴ってしまわないよう、可能なら右手指で消音するとよいでしょう。 [4] [A]<カッコ2>2小節目・2拍目ウラ〜4拍目:伴奏がメロディより高い音域に来ますので、強く弾きすぎないよう注意しましょう。[A2]<カッコ1. 3.>2小節目の4拍目や、[Inter]の2小節目なども同様です。 [A2] [5] [A2]2小節目・前半:ここは[3]と違って2弦1フレット・C音を弾かないので、左手人差指は2弦を押さえずに、1弦のハンマリング・オンを行えばOKです。 [B] [6] [B]1小節目・1拍目ウラ:ここや2拍目ウラなど、メロディを伸ばしている間は、メロディを弾いている弦に触れて止めてしまわないように注意しましょう。 [7] [B]1小節目・後半:ストローク時の5弦は、6弦5フレット・G音を押さえた左手指で触れて、消音します。他のストロークによるGで、5弦が記されていないものも同様です。 [8] [B]2小節目・後半:5弦は、6弦3フレット・F音を押さえた左手薬指で触れて、消音します。 [9] [B]2小節目・3拍目ウラ:ここや次の2弦3フレット・D音など、TAB譜の下にストローク記号が付いていない音は、ピッキングで弾きます。ただし、メロディを最高音とするアップ・ストロークと考えてもOKで、メロディより下の弦が多少鳴っても構いません(コード内の音に限ります)。 [10] [B]<カッコ1. 3.>2小節目・1〜3拍目:左手中指で、4〜6弦を部分セーハするフォームです。薬指のほうが部分セーハしやすければそれでも構いませんし、難しいようなら5弦を開放にして4弦3フレット・F音と6弦3フレット・F音を別々に押さえるようなフォーム(図版)にしてもよいでしょう。 <図版> [11] [B]7小節目・3拍目:4弦は、5弦7フレット・E音を押さえた左手薬指で触れて、消音します。[Inter]6小節目のEmも同様です。 [Inter] [12] [Inter]4小節目・後半:5弦は、6弦2フレット・E音を押さえた左手薬指で触れて消音します。 [13] [Inter]7小節目・1拍目:4〜6弦開放を一度にストロークします。メロディである6弦が強く響くように、意識してみましょう。 [14] [Inter]8小節目・1拍目:4弦は、3弦2フレット・A音を押さえた左手中指の先で触れて消音します。また5弦は、6弦3フレット・F音を押さえた左手薬指で触れて消音しますが、もし開放弦・A音が鳴っても構いません。可能であれば、薬指の部分セーハで4〜6弦3フレットを押さえてもよいでしょう。続く1弦1フレット・F音は、2弦1フレット・C音を押さえた左手人差指を倒して、部分セーハで押さえます。 [15] [Inter]9小節目・3拍目:1弦は鳴らしたくないので、消音します。筆者は右手薬指を引っかけるように乗せ、ストローク自体は1弦も含めて行っています(1弦だけに当てないようにするのは難しいため)。 [16] D.S.:ここまで演奏したら、[A2]に戻ります(ダル・セーニョ)。そして[C]6小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 [17] Coda 1小節目・前半:4弦2フレット・E音は、最初は左手人差指の指頭で押さえ、続いて一旦離した後ハンマリング・オンし、次の3弦2フレット・A音を押さえる時点で人差指を倒して部分セーハします。3、4弦の2本だけを部分セーハするのは難しいので、弾いていない2弦も押さえてしまうとよいでしょう。 [18] Coda 1小節目・後半:運指の都合上、6弦3フレット・F音は、それまでの左手中指から薬指にバトンタッチします。4弦2フレット・E音と3弦2フレット・A音は中指の部分セーハで押さえていますが、難しい場合は6弦を左手親指か小指で押弦し、4弦2フレットを中指、3弦2フレットを薬指で押さえるようにしてもよいでしょう。 [Ending]  [Intro]とほぼ同じフレーズです。こちらも[Intro]と同様、参考までにコード・ネームを記してあります。 【音源】BSVD6004a 【録音日】2010年01月09日 【使用ギター】HISTORY NT-501M 南澤大介シグネチャー 【使用弦】Wyres CP1456M