==== Text encoding : UTF-8 ==== Raindrops Keep Fallin’ on My Head [B. J. Thomas] 雨にぬれても [B. J.トーマス]  西部開拓時代末期のアメリカを舞台に、2人の強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの生き様を描いた映画「明日に向かって撃て!」(1969)の挿入歌。作曲は、アメリカン・ポップスを代表する作曲家の一人バート・バカラックです。  全体にハネたリズムで演奏します。ただし、Coda 3小節目からはハネずに弾きます(even)。  ストロークは、基本的には右手人差指などで軽めに行います。特に伴奏は固まりとして響いていればよいので、指定された弦を正確にすべて弾く必要はありません(ただし、不要な音が鳴らないように注意)。メロディとコードを同時に弾く箇所(例えば[A]1小節目の2拍目オモテや4拍目オモテなど)はストロークと別にメロディをピッキングするのではなく、ストロークしたコードのトップがメロディになります。[Intro]1小節目・3拍目のように2弦が最高音となる場合は、右手の薬指や小指を1弦に引っかけるか、左手の空いた指か押弦した指の腹などで1弦に触れて消音しましょう。また、[A] 2小節目のように1弦でメロディを伸ばしつつ2弦より低音側でストロークする場合は、メロディを止めたくないので1弦に触れないように注意しましょう。 [A] [1] [A]1小節目・3拍目:2弦1フレット・C音を押さえたまま左手人差指を倒して、1弦1フレット・F音を部分セーハで押弦します。 [2] [A]3小節目:最初から左手人差指セーハ+薬指+小指を押さえるのは難しいので、1拍目では3フレット・セーハだけを行い、2拍目で薬指と小指を加えるとよいでしょう。フォームが難しい場合は、4弦5フレット・G音を押さえない(そして弾かない)ようにしても構いません。小節最後の1弦開放・E音を弾く時点でセーハを含め左手を離し、次へのフォーム・チェンジを準備しましょう。 [3] [A]4小節目:左手小指を移動させながら弾きます。難しい場合は4弦3フレット・F音を押さえず、そしてストローク時に弾かないようにしても構いません。 [4] [A]5〜6小節目:楽譜には書いてありませんが、4弦開放・D音は鳴ってしまっても構いません。ちなみにその場合のコードは、EmがEm7、Em(onA)がEm7(onA)になります。 [5] [A]9小節目・4拍目:音符の上に付記された黒い点はスタカートで、音を短く切る(止める)ことを表します。右手指でピッキングした直後に同じ指で弦に触れたり、押弦した左手指を緩めるなどして、音を切りましょう。 [B] [6] [B]2小節目・4拍目:F#7は、直前のGを平行移動します。Gでも、そしてその後のFでも左手小指で4弦を押さえるので、このF#7でも小指で4弦4フレット・F#音を押さえておくとよいでしょう。 [7] [B]9〜10小節目:左手小指で6弦5フレット・G音を押さえたまま、2〜3弦を押さえて弾きます。届きにくい場合は、[A]9小節目のように6弦のG音を短く切って、指を離してもよいでしょう。 [8] [B]10小節目終盤:ストロークで弾きます。5弦は、6弦を押さえた左手小指で触れて消音します。 [9] D.S.:ここまで演奏したら、[A]へ戻ります(ダル・セーニョ)。そして8小節目を終えたら、Codaへ跳びます。 Coda [10] Coda 1小節目・4拍目:[A]最後の小節と同じですが、次の運指の都合か