==== Text encoding : UTF-8 ==== Key to the Highway [Eric Clapton] キー・トゥ・ザ・ハイウェイ [エリック・クラプトン]  シカゴ・ブルースの巨匠、ビッグ・ビル・ブルーンジーの8小節ブルースです。エリック・クラプトンはデレク・アンド・ザ・ドミノス時代にも、「ハイウェイの関門」の邦題で『いとしのレイラ』にこの曲を収録していますが、ここでは2002年にリリースされたクラプトンのライヴ・アルバム『ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー』の、アコースティック・ギター1本で弾き語っているヴァージョンを元にソロ・ギター・アレンジしています。  低音弦をミュート奏法で弾きますので、演奏にはサム・ピックを使うとよいでしょう。ストロークは、オモテ拍では右手を弦に叩きつけるような感じで、ウラ拍では叩きつけた右手をフッと開放してやるような感じで行います。指定された全弦を必ず弾く必要はなく、ベース音と、メロディがない部分では最高音がしっかり鳴っていればOKです。 [Intro] [1] [Intro]3小節目:4弦は押さえず、消音してもよいでしょう。また、図1のようなフォームで押さえると、直前のE7から、4弦を押さえた左手薬指を軸にして移動できます(その場合、グリス・アップも薬指で行えます)。ちなみにクラプトンは、『ワン・モア・カー、ワン・モア・ライダー』では図2のようなフォームで押弦し、4弦は弾いていません。[C]1小節目も同様です。 [2] [Intro]4小節目:5弦は鳴らしたくないので、1〜4弦をセーハした左手人差指の指頭で触れて消音します。小節最後のブラッシング(縦長のX)は、左手がロー・ポジションへ移動する途中で弦に触れて出します。難しければ、開放弦を軽くストロークしても構いません。 [A] [3] [A]8小節目:余力があれば弾く弦だけではなく、Eのフォームを押さえておくとよいでしょう。 【音源】BSVD3063a 【録音日】2004年9月12日 【使用ギター】モーリス S-121sp 南澤大介カスタム 【使用弦】John Pearse #736