1999年6月
●99.06.01(火)
一難去ってまた一難去ってさらにまた一難。こんどは音楽用ソフトが立ち上がらなくなった。原因はプロテクトらしいので、メーカーに電話して早速替わりのマスターディスクを送ってもらうことに。やれやれじゃ。

かくなる上は、ホームページの更新じゃ。というわけで現在スタジオ紹介ページを作ってます。BSV Studio初のフレームページ(笑)。古いブラウザだと見られないのでフレームはずっと避けていたのだが、構成上フレームを使う方がすっきりするので今回はあしからずなのだ。現在2/7くらい完成。

イラストギャラリーの「SF aliens machines list」にある「ヌクヌク」の作者、森下一仁さんのホームページにおじゃましたところ、ご自身の描かれたヌクヌクのイラストがトップにあった(びっくり)。SFなページなので、興味ある方はぜひどうぞ(Morisita's SF guide)。

●99.06.02(水)
今日は水野くんのライヴで原宿へ。結局朝まで話し、帰宅したのは6時頃でした。しかし眠ったのは10時過ぎ。さて、なぜでしょう。

その答えはこの本。「バトル・ロワイヤル」高見広春著、なのである。

一度書店で見かけた時にはかなり迷った末買わなかったのだが、そのあと田中哲弥さんの日記でも田中啓文さんの日記でも言及されていたのでこ、これはっと思い購入。ライヴに行く途中の電車の中で読み始めたのだが、たった一章読んだだけでもう現実に戻れない、そのくらい吸引力が強い。早朝の帰宅途中も帰宅してからもむさぼるように読み続けた。こんな小説は久しぶりである。

たしかに設定も描写もかなりきわどいかもしれない。でも、著者がほんとに言いたかったのは別にあり、それを最大限に生かすための道具がこの設定なんだと思う。607ページ下段では涙が出てきた。いやー堪能した。満喫した。

書店で見かけたらまず裏表紙のあらすじを読んで、大丈夫そうだったらぜひ読んでみて下さい。

昨日の日記に書いた森下一仁さんの「ヌクヌク」ですが、電子書店パピレスで読めます(短編集「コスモス・ホテル」に収録)ので興味のある方はぜひどうぞ。

●99.06.05(土)
どうにかこうにかPhoto(フォトギャラリー)ページが完成。「スタジオからこんにちは。」では、99年5月末現在の私の自宅スタジオの様子がよくわかります。ぜひご覧下さい。

音楽用ソフトのマスターディスクがやっと届いた。目下の仕事は、ゲームの音楽が一本、あとは水野くんの紹介で女性ヴォーカルへの楽曲提供など。明日より作業再開なのである。
●99.06.07(月)
一難去ってさんなすび。いやいやまた一難。もう、一難去って又一難去って又一難去って又一難去って又一難、ぐらいなかんじである。音楽用ソフトのマスターディスクは届いたものの、エラーが出て立ち上がらない。ユーザーサポートに電話をかけ、いろいろお話を伺う。「ぴーらむくりあ」「ですくとっぷのさいこうちく」という怪しげな呪文で動くはずとのことでやってみるが駄目。かくなる上は再インストールで、それでもだめなら再度電話を、とのこと。とほほ。というわけで、これから再インストールである。どうなることやら。

というわけで日曜日は仕事にならず(といっても曲は作った)、ペルソナの雪の女王編をコツコツと進め、夜12時に就寝。ところが起きたら夕方の4時。爆睡も爆睡、爆睡玉手箱じゃ。いろんな夢を見たような気がする。問題は、月曜日の今日これから何をするか。もちろん「島田塾」「ER」を見る以外に、だが。

とにかく再インストールへと旅立ちます私。
●99.06.08(火)
ただいま。

というわけで再インストールから帰ってきました私。なんとか無事動くようになりました。嬉しい嬉しい。

今日は夕方から女性ヴォーカルのほりかおるさんと打ち合わせ。先日の水野ライヴの折りに彼女の書いた歌詞を頂いていたので、それにつけた曲を3曲ほど聞かせて方向修正など。秋〜年内にはCDかなにかとして形にまとめたいとのこと。

そのあと河内実加さんの急遽のお誘いにより、チェシャさん、八木さん、それにミステリ作家の我孫子武丸さんと奥さん、さらに漫画家の喜国雅彦さんと中華料理へ。我孫子さんも喜国さんもお会いするのは初めてだったが、我孫子さんはまんまあびこくんだったし、喜国さんはすごく「若者」でかっちょえかった。腹が痛くなるくらい笑ったが詳細は河内さんの「みか日記」にゆずろう(ほんとか?)。

実はいきがけに新宿のCD屋でエルビス・コステロとバート・バカラックの「PAINTED FROM MEMORY」ツアー仕様2枚組版を見つけて購入。既に持っていた通常盤にライヴテイク5曲入りのオマケCDが付いた2枚組でびっくりどっきりあなうれしである。

さらにチェシャさんからデジカメを中古で譲り受け、これで私もでじかめもちになったのであった。あとはJV2080をもう一台とG3 MACとtrinityと21inch monitorと(以下紙面の都合により割愛)
●99.06.10(木)
ここんとこまた昼夜逆転の生活が続いていたのだが、今日は午後から打ち合わせのため睡眠不足のまま高田馬場へ。その後池袋の大きい本屋を歩き回りに回ってやっと3件目で牧野氏の「偏執の芳香 アロマパラノイド」をゲット。新刊なのに部数が少なくかつまた売れ行きが良いのか、なかなかなかった。ファンとしては嬉しいやら疲れるやら。明日海老名まで行くのでそのあいだグイン最新刊と共に読むとしよう。

最近日記がストレートに日記しているのでこれはよくないなぁと思いつつ日常に流される毎日。いかーんこんな真面目なことではいかーんということで、巷で大流行の「アレ」を私もやってみようかしら。

というわけで、贋作・昔からよう言いまんがなシリーズそのいち。

園芸好きの3人の王が集まって鉢植え比べをした。ところがある鉢に虫がついており、それを見て少女のように「ひぃ」と叫んでしまったのはユフィ、トリフィ、セルフィ、どの王様でしょうか。
答え/トリフィ殿。昔からよう言いまんがな、トリフィ殿ひぃ、て。
...ぜんぜんおもろないぞ。「宇宙ベーブルース」に対抗したかったのに。やはり私は「〜と〜は〜と思うがどうか」で行った方がいいのかな。

というわけで、ネクロノミコンと根暗の遺恨は似ていると思うがどうか。

...どうやら不調なのは体だけではないらしい。ではこういうのはどうだ。名作「バトル・ロワイヤル」にあやかって、赤裸々なうん●合戦の模様を描いた問題作「バトル・おわいヤル」。

...何の苦もなくシモネタが浮かぶようになったら、人間おしまいである。

●99.06.11(金)〜12(土)
朝の4時30分に起床。どういう日常じゃ。私はどうなってしまうのだ。おおこわ。おおこわちでんじろう。

今日は所用で夕方海老名まで出かける。ちょっと早めに出て、昔住んでいた町田で下車。ほんとは玉川学園前から町田まで歩こうかと思ったのだが、時間を考えて断念。小学校から大学までをすごした街は、どことなく変わり、どことなくもとのままなのであった。

高校〜大学の頃よく通ったPAMという中古盤屋は、そのままにあった。店長のCD嫌いは相変わらずのようで、未だに店の9割以上はLPが占めていた。CDを買うときに声をかけてみたら、10年以上にもなるのに憶えていてくれた。うれしいものである。

帰宅したのは23時半で、そのまま1時頃には就寝(多分)。そして、河内さんからの電話で起きたらなんと14時半(当然翌日)。半日以上眠っていたらしい。いやーびっくり。この不規則な生活をなんとかしたいものである。

というわけで河内さん、チェシャさんと池袋へ買い物に。詳細は河内さんの「みか日記」にゆずるが(またか?)、チェシャさんに「マッハバロン」の主題歌/エンディングのはいったCDを借りる。ひさびさに聞いたが感涙モノだった。主題歌は特撮史上おそらく最初で最後のロックな曲。エンディングは寂寥感あふれる、やはり非凡な曲。当時見ていたのでだいたい憶えてはいたのだが、こんなに名曲とは思わなかった(特にエンディング)。再発見の一日。

さいごに衝撃の告白を。そのあと帰宅したのは12時過ぎで、2時頃就寝。そして3時に目が覚める(睡眠時間・1時間)。それから、ビデオ見たり仕事したりしてずっと起きているのである。なんということだ我ながら異様なサイクルだ。松本いよー。松本イオはくるくるくりん。
●99.06.13(日)〜14(月)
前日の衝撃の告白のつづき。もうこうなってくると一日と一日の境目がよくわからなくなる。日曜日は確か午後2時か3時から夕方6時7時くらいまで仮眠(というか本眠)、それからごそごそと起き出して何かやってたような気がするが定かではない。多分仕事(爆)。MACの待ち時間に「ペルソナ」やったり「大阪豆ゴハン」読んだりしてたのは憶えているのだが。そしてそのままずっと起きていて、月曜日は朝9時か10時頃就寝、夕方打ち合わせがあるので昼の3時に起きる。

その夕方の用事は、「ピノキオショー'99」で音響を担当したTICK TACK君が「ピノキオショー公演で使用した効果音をCDにしたい」というので、手伝っているのである。関係者筋に配るだけの非売品だが、もし「どーしても欲しい」というキトクな方がいらっしゃいましたら掲示板かメールでご連絡下さい。

今週はなぜか外出する用事が目白押しで、火曜は河内さんと竹本健治氏の仕事場へ。水曜はゲームの打ち合わせで高田馬場へ。木曜はCMの打ち合わせで銀座へ。金曜は知人にホームページづくりを指南するため召還されて...あ、どこ行くんだっけたしか京王線。ともかくどこかへ。

さすがにこれだけ「日中に活動する」予定があると、睡眠時間は「システム、通常モードに移行します」となるはずなのだが、これを書いている火曜日現在、つまり月曜日の夜は、またしても3時間眠ったら目が覚めた(だからHPの更新なぞしているのだ)。でかけるのは午後なので、作業していて眠くなったら仮眠するつもりなのだが...いったいどうなることであろー。

そうそう、昨日書いた「マッハバロン」の主題歌/エンディングだが、作曲・井上忠夫とあった。これはファーストガンダム映画版の主題歌や、アイ・フィール・コーク(コカコーラ)で有名な井上大輔氏のことだそうな。流石である。ちょっと情報を追っかけてみようかな。
●99.06.15(火)
前日も書いたように、またしても今日はあまり眠っていない。で、午後漫画家の河内美加さんといっしょにミステリ作家の竹本健治氏の仕事場へ。今竹本氏が今メフィストに連載している「ウロボロスの純正音律」という小説が、そのタイトルのようにちょっと音楽的なので、音楽面の理論補強剤として呼ばれたのである。好きな作家さんの役に立てるのはちょっと嬉しかったりして。

帰宅は夜8時頃で、そのまま溶けるように9時頃就寝。
●99.06.16(水)
3時頃起床。一応6時間は眠った計算になる。それからギターマガジンの原稿書きなど。またしても頭痛がするので薬を飲み、昼前に少しだけ仮眠。

午後からはゲームの打ち合わせで高田馬場へ。その後池袋のK-BOOKSとアニメイトに寄る。どちらもサンシャインの向こう側にあるので普段はまず行かないのだが、資料として探していた「仮面ライダー バトル・ミュージック・コレクション」を求めて足を伸ばす。店内はかなりディープだった。キャラクターもののトレカやテレカがずわわわわわーーーんと並ぶ姿は、別フロアのコスプレ衣装販売コーナーよりもある種ディープなものを感じた。結局CDはアニメイトにあり、「女神異聞録ペルソナ オリジナルサウンドトラックス(完全収録版)」とあわせて購入。しかし仮面ライダーXは今見るとオワンをかぶってるみたいだなぁ。
●99.06.17(木)
前日は深夜4時就寝、10時頃起床(だったと思う)。一応6時間睡眠は心がけているのだが、最近それでは足りないような気がする。それでも夜なかなか睡魔はやってこず、ついつい朝まで起きていたりするのであった。

今日はCMの打ち合わせで銀座まで。電話で急に時間が早まり、1時に銀座・東映CMさんに伺う。企業名歌いこみ、ではなく、ヒーリングなイメージソングということなので、水野ノブヨシに歌詞を依頼、曲は私が書くことに。

打ち合わせの後ひさびさに銀座(有楽町)のHMVへ。高橋ユキヒロ氏の「I SAW THE LIGHT」(トッド・ラングレンの曲のカバー)が店内に流れており、懐かしい曲を流しているなぁとおもっていたら、カバー曲集「COLORS」が新譜としてリリースされていた。私の大好きな「ONLY LOVE CANT BREAK YOUR HEART」(原曲/ニール・ヤング)、「HELPLESS」(原曲/ニール・ヤング)なども入っていたので速攻でget。ついでにピッチトークスの「急ぎ足」(桃とカルピスCM曲「初恋」収録)と、平沢進氏の「ロスト・レジェンド」を購入。

そのあと一旦自宅に戻り、それからアスク(「nightmare project YAKATA」発売元)へ、「YAKATA」サントラを自主制作で作る交渉に伺う。

打ち合わせの後、池袋のvirginメガストアへ。MARK ISHAMの新譜「Miles Remembered:The Silent Way Project」と久石譲氏の「菊次郎の夏」を購入。「菊次郎の夏」は優しい、とてもいい感じの音でした。ほんとにこの人はいい仕事をするなぁ。強い力を持ったワンフレーズを中心に世界を構築するさまは、私の音楽と似ている。なんてちょっと思ったりしている。
●99.06.20(日)
朝9時頃就寝(爆)、午後3時起床。もはやフツーのサイクルでは睡眠が訪れんようになってしもた。ギターマガジンの原稿は金曜に終了、本日最後の譜例をFAXして今月は終わり。ゲームの仕事を少し進め、夕方からMOMOちゃんと打ち合わせである。

MOMOちゃん(鈴木梨乃/りの)にはこれまでにもCD「Sol, Vento, e Mar」の「浜辺のピアノ」や、「nightmare project YAKATA」のバクいじめられ声、オレンジ笑い声、胎児泣き声などを手伝ってもらっている。彼女は現在声優関係の仕事を主にしており、最近作はプレステ用ゲーム「胸騒ぎの予感」のヒロインや、プレステに移植が決定した「クロス探偵物語」などにも出演。その彼女が歌のデモを作りたいというので、方向性やスケジューリングなどをつめる。そのあと水野くんも合流して近所のステーキハウスで夕食。

木曜日に購入した久石譲氏の「菊次郎の夏」だが、現在ヘビーローテーション中。もう数十回聞いている。エンニオ・モリコーネの「ニュー・シネマ・パラダイス」に通じる優しさと、印象的なメロディが心地よい。久石氏の作品のうち優しい感じのものはいままであまりぴんと来なかったのだが、これはかなりお気に入り。
●99.06.21(月)
たしか夜寝たのだが1時間くらいで起床(爆)。その1時間睡眠のまま、フォトショップ講座のため午後から河内さんちへ。河内さんが現在執筆中のコミックの、表紙などカラーページのお手伝いなのである。あまり眠っていないのだがこれは睡魔が来ないためでありとってもつらいという程ではないのだがうっすらつらい。もうちょっと睡魔には頑張っていただきたいものである。頑張れ睡魔とヤンバルクイナは似ていると思うがどうか。

結局6時頃、「食事おごりますよ〜」とおっしゃっていただいたにも関わらず睡魔さまがいらっしゃってしまったので「帰って寝ます」と帰って寝た。たぶん夜7時か8時頃。とほほ。
●99.06.22(火)
そのままぐっすり朝まで眠ればいいものを、電話などで12時(深夜ね)に起きる。あいかわらずうっすらしたままゲームの仕事と「YAKATA」のサントラ制作準備、そして「女神異聞録ペルソナ」裏シナリオ・氷の女王編終了。かなりジュブナイルでグー。プレイ時間50時間くらいで、とても「裏」シナリオではない。なんじょうくんに○○○○を降魔するため、レベル60まで上げるのに時間がかかったが、たぶんもう少し低いレベルでも魔法反射(吸収)系のペルソナがいれば勝てそうな局面が多かった。かくして24日発売の「ペルソナ2」の準備はととのったのである。

さすがにたしか午前中に少し眠ったと思うが憶えていない。憶えていないと教えて今井は似ていると思うがどうか。今井って誰。

夕方、音効のTICKTACKくんが来る。キャプテンチンパンジー公演「ピノキオショー'99」のSEをCDにまとめるお手伝い。それが深夜まで。

ほいであいかわらず睡魔はいらっしゃいませんので、映画「ダブル・リアクション」と「イベント・ホライズン」を見る。「ダブル・リアクション」はアンドリュー・マッカーシー出演だったのでチェックしていたのだが、ストーリー的にはかなりB級。そこここにほころびがあり、没頭してみていられない。残念。「イベント・ホライズン」はSFだがどちらかというとホラー。ビジュアルがいい感じで、役者も(好きな俳優も多く)グー。なかなかよかった。そうこうするうちに朝になり、8時頃就寝。就寝と救心は似ていると思うが似ていても短すぎてオハナシになりません。
●99.06.23(水)
昼2時頃起床。ギターマガジンの校正をし、FAX紙切れでちょっと慌てる。そのあとゲームの仕事と「YAKATA」の仕事。そして夕方、チェシャさん、河内さん、さつきさんの4人で近所の焼鳥屋へ。「酉つ九」が「トリック」から来ているのに気づいたが、「なにをいまさら」と皆さん取り合ってくれません。とほほ。

そのあと、このまま朝まで起きてゲーム買いに行こーと思ったが、ためしに眠ってみることにする。案の定2時間で起きてしまい、そうして今、たまってしまった日記を書いているのである。まだ睡魔は訪れないので、これからちょっと仕事しよ。
●99.06.26(日)
今日は両親と水木かおる氏の一周忌で藤沢まで行く。水木氏は父の友人で、「アカシアの雨がやむとき」「二輪草」などで知られる作詞家。小学校の頃一度だけ、昔お住まいだった家に栗拾いに招かれておじゃましたことがあり、4チャンネルのステレオを見せていただいたようなおぼえがうっすらとある。氏は主に演歌の作詞家であり、私は作曲の方なので直接作品に対して思い入れなどはないのだが、遺影の前に飾られた「二輪草」への(何かの賞の)賞状などを見ると、人は逝っても作品は残るということや、残る作品を作ることの難しさなどをいろいろと考えてしまう。

両親は今朝奈良を発ち、今晩また日帰りで奈良に帰っていく。孝行をしたい時には、とよく言うが、私に出来るのは自分に誠実に音を紡ぎ続けること、それだけなのかもしれない。
●99.06.29(火)
今日は一日お仕事でした。「学校へ行こう」は見たけど(笑)。

ゲームは相変わらず「ペルソナ2」。殺人タクシーの噂を流したのに、タクシーが出てこないので困った。結局先に進んだが、心残りである。セカンドプレイにとっておくか。かっはっは。

チェシャさんから借りていた「カウボーイ・ビバップ」のサントラを聞いていたら、「No Disc」の「ELM」という曲で「ややっこれは!」とピンと来る。クレジットを見てみるとやはりピエール・ベンスーザンだった。彼はアルジェリア生まれのフランス人で、変わったチューニングのギターを常用し、不思議にエキセントリックな曲を書く人。ソロアルバムやビデオもいくつか持っているくらい好き。それがこんなところに参加しているとは...。ということは、プレイヤーとして共演はできなくても、作曲家として好きなプレイヤーを「使う」ことはできるんだ、ということに今更ながら気付く。いやー、衝撃的な事実でした。
●99.06.30(水)
今日は知り合いのプロデューサーD氏から連絡があり、急ぎの仕事。どのくらい急ぎかというと、明日の14時には使用されてしまうというくらい急ぎ(笑)。とりあえず手持ちの曲で近いものを用意して、それを手直しして持っていってもらう。そのたたき台に使ったのは「VOYAGER」の「アルデバラン1」。とはいえテンポを上げて和音を変えてメロディを変えたので、残った部分はほんの少しなのだが。